Tuesday, February 18, 2014

湖の上の家

Note: this is the exact same post as my other post in English. I wrote this in Japanese so my little cousins can read and learn from it ;)

雨季の時期になると東南アジア最大を誇る湖、トンレサップ湖。その周りには全カンボジア人口の5-10%が住んでいるとか。湖の周りだけではなくて湖の上に住む人々、いわゆる水上村も数多く存在します。最近では観光業界も注目していて観光客用の水上村のツアーもいろいろあるんだけどなんだか人の毎日の生活を邪魔しているようでなんとなくツアーには参加できないでいたんだよね 汗

たまたま今回お邪魔したのはあたしが働いているNGOが経営している英語学校の生徒、リアックちゃんの自宅。シェムリアップからバイクで20分ぐらいなので毎日通学しているそう。

水上村に住んでいる人たちは貧乏、っていうイメージが強いけどリアックちゃんが住む村は比較的裕福ななのか、生活水準が予想以上に高くてびっくり。

ここから向こう岸まではボートで行きます♪
リアックちゃんがマイ・ボートでお迎え
 

水上村

家は15畳ほど。風通しが良くて気持ちいいです☆


水上村は本来電気も水も通っていないのですが、この村ではちゃんと電気がありました。水道はないものの、各家庭に井戸があるようです。家自体は水の上に浮いているというよりは高床式になっていて、家の下にはちょっとした土台があってそこにボート置き場と鶏を放し飼いしていて効率的。

板の間から湖が見えるので歩くたびヒヤヒヤ 汗
寝室エリア。ハンモック気持ちよさそう☆

キッチンエリア。きっちり綺麗にしています。

水周りエリア。各家庭に井戸があるのは驚き

お父さんはテレビでローカルのバラエティ番組を見ていました 笑


そしてランチもご馳走していただきました♪ 食べ物はほとんどが採れたて・獲れたてなのでこれがまた新鮮でおいしかった~ (*^^*)





カンボジア料理はベトナム料理とタイ料理に押され気味で世界からあまり注目されていないのが残念なのだけど、あたしは大好きです。ベトナム料理ほどハーブが強くなくて、タイ料理ほど辛くないので日本人の口にもかなり合うはず。最近の調査ではカンボジア料理が世界一健康的と称されたほどなので今後はもっと人気が出てくれることを願います☆

カンボジアでもゴーヤチャンプルがっっ!なんとなく親近感が♪


プランターでは唐辛子を育ててます

魚を釣る網


獲れたてのカニ

食後はみんなでボートで近所を探索しながらちょっぴり昼寝 笑。カンボジアは時間が本当にゆっくり流れるんだけど水上村はまるで時間が止まっているようでなんとも至福のひと時でした


近所のご家族です。買い物帰りかな?

リアックちゃんのご両親。お世話になりました~






水草。実はこれ食べられるんですよ。↑のランチにも出されています。見つけられるかな?
狭い場所を漕ぐのも慣れればお手の物
水上村での生活は貧乏で大変と聞かされていたのですが、今回の訪問でよくよく考えさせられました。確かに途上国に比べれば貧乏な生活なのかもしれないけど、決してそれが大変だとか不幸という印象は受けられなくて逆に獲れたての魚と野菜が食べられて少し羨ましいなと思ったぐらい。そしてなんといっても家族全員が穏やかで始終笑顔を絶やさなかったことがすごーく印象的でした。貧乏=不幸せと結びつけるのはどうなのかなとつくづく考えさせられました。

英語学校では他に数名水上村出身の生徒がいるのですが、村での生活を聞いてみると不便で貧乏というよりは「懐かしい」と答える生徒が圧倒的でした。村では時間があれば友達と水に潜って魚を捕まえたり、家から家へジャンプして遊んだりと人との繋がりがすごく強いんです。そういう意味ではシェムリアップのような都会は少し心細いという面もあるのかな。

人にとって何が幸せなのかいろいろ考えさせられました。

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