Sunday, February 21, 2016

Les Chemins de L'Ecole

フランスのテレビはつまらない、よくRを始め多くのフランス人は言うのですが、私自身はフランス語の勉強には最適だと思ってほぼ毎日観ています。日本語を覚えたのも日本のテレビを見たことが大きく影響していると思うし、テレビの影響力っていい意味でも悪い意味でも偉大だなって個人的には思います。スラングから俗語そして政治経済まで幅広い課題をカバーするのはやはりテレビだけなんですよね。

そしてフランス人の考えとは裏腹におもしろい番組も多いんですよ!笑 お気に入りのフランスの番組を話し出したらキリがないんですが、その中でも特にお勧めなのがLes Chemins de l'Ecole。直訳するすと、『学校への道のり』。世界に住む子供たちがどうやって学校に行くのかを追うドキュメンタリー。あたしが育ったアメリカでは学校まではバス停留所まで両親が車で送ってもらって、そこからスクールバス、もしくは直接学校まで車の送迎通学が多いのでぶっちゃけつまらないのですが日本では徒歩も多いですよね。私も小さい頃日本の小学校に少しの間通っていたときは近所の友達が迎えにきてもらって一緒に20-30分歩いて集団通学したのを思い出します。帰り道は道草をして田んぼや空き地で遊んだりと田舎だったので、すごーくいい思い出もたくさんあります ^^

でもこの番組では今にでもおぼれそうなカヌーに乗って漕いで学校にたどり着いたり、サバンナの中を何時間も歩いて命の危険をおかしてまで学校に行かなければならない子供たちもたくさんいるということに気づかされ、学校に行き教育を受けるのが世界ではどれだけ大変でどれだけ貴重なことなか気づかされます。



私も今は学生の身で勉強が大変とか愚痴を言うことも多いですが、多くの試練を毎日乗り越えて学校に行く子供たち比べて自分はどれぐらい恵まれているか自分が恥ずかしくなります。

大学院で学んでいることが持続可能な開発なことだけあって教育の大切さについては日々学んでいますがこうして目の当たりにすると自分は今後どうやって大学院で学んだことを生かせるのだろうととても考えさせられます。

N○Kではアメリカのドキュメンタリー放送などは放映されていますが、ぜひこういう番組も日本でぜひ放映して欲しいですね ^^

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